自サイト「Plaudite, acta est fabula.」の管理人・絆が送る、妄想少女のための妄想少女による妄想がかなり含まれる不定期日記です。
ふと思いつくのはあの歌。
『虹色・腕』(笑)
というわけで、最初はイノリくん!!
たんぽぽといきたいところですが、あえて……
『 向 日 葵 』
太陽神アポロンに恋をしたニンフ(精)、それはまるでオレのようで…
あいつを想う、オレのようで。
だから、なんとなく、この花をあげたいって思った。
あいつなら、大切にしてくれるだろうとかそんなんじゃなくて…
あー…なんていうか……あいつの、笑った顔が見れるんじゃないかって。
―――オレはずっと、お前だけを見てるよ。
(イノリ/あなたを見つめる)
『 姫 百 合 』
すやすやと日向で眠ってしまった、私の白百合。
今も昔も変わらぬ姿で眠る様子は、まるで天女のようだね。
大きな宝石のような瞳、艶のある柔らかい髪、花のような笑顔。
ねぇ、私の白雪。
どうか、そのまま、変わらないでいておくれ。
―――どうかこの、姫百合のように。
(友雅/変わらぬ愛しさ)
『 ペ チ ュ ニ ア 』
ふふ、ねぇ、見て?
素敵なお花だね。
ほら、この小さなお花、あなたに似合うと思うの。
え?可哀想だからこのままに……?
うん、そうだね、あなたがそういうならこのままにしようね。
ボクね、あなたのそういうところ、好きだよ。
いつもそばにいてくれてありがとう。
―――あなたにこの花を贈ります。
(詩紋/あなたといると心が和む)
『 曼 珠 沙 華 』
あの、神子……。
あなたはとても強く、けれども儚い方です。
あなたは……その……このような私でも、好いてくださいました。
しかし、私は、私の心はなんと醜いのでしょう。
あなたが私を愛してくださる度、私はあなたを私だけのものにしたくなる。
どうか、このような私をお許しください。
そして願わくば、私だけを想っていてほしいのです。
―――この花のごとく。
(永泉/想うはあなた一人)
『 鷺 草 ―さ ぎ そ う― 』
白い鷺になって、このベランダからお前の元に飛んでいくよ。
だから、夢の中で泣くなよ。
夢の中で泣かれたら、俺には手が出せねぇじゃねぇか。
おい、聴いてんのか?
……ったく。
夢の中でだって、ずっと一緒にいてやるから。
だから、一人で泣くな。
―――白い鷺になって、どこまでだって連れて行ってやるから。
(天真/夢でもあなたを想う)
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復活といってから復活を遂げていない…!!
すみませんねぇ。
もう、スランプすぎて……。
地道にノートに書き綴っています。
『おデコにチュウしてもらいたい人!』
をテーマに、短い小説でも書いてみますかね…。
物書き歴7年目に突入したので(笑)
<詩紋くん>
「どうかしたの…?」
彼はそういって覗き込んだ。
「元気、ないね…」
熱でもあるのかと彼の手がおでこに触れる。
あぁ、なんて優しいんだろうかと思っている矢先。
「元気の出るおまじない!」
やわらかい触感。
何事かと思い、顔をあげると、そこには彼の照れた姿があった。
「ふふ、元気、でた?」
こんなことされたら、いわれたら、頷くしかないじゃない。
<ヒノエくん>
「口付けを、してもいいかい?姫君」
姫君って呼ばないでって何回言っても聞かない彼は、返事もしてない私の顔にだんだんと近づいてきた。
ちょっと待て、と止めようにも金縛りにあったかのように私の体は動かない。
ぎゅっと目を瞑る。
うれしさ半分、悔しさ半分。
いつもこう。
いつも、彼に振り回されてしまう自分がとても悔しい。
ちゅっとわざと音を立てて、唇を離した。
「ふふ。今日はここにしてあげるよ」
私はおでこを隠しながら、「もうするな!」と叫ぶんだ。
<イノリ>
「おい!!」
呼ばれて、振り返ってみると、ケンカしたはずの彼の姿。
私も彼もまだ怒っている様子。
彼の表情は、どことなく険しい。
知らん顔をして、再び歩き出す私に、彼は痺れを切らせたのか、腕をつかんできた。
痛い、といえば、バツの悪そうな顔で「わりぃ」と謝る姿は、可愛いと思えてしまう。
むしろ、冷静に相手を見れるのだから、私はもう怒りなんてどこかに置いてきてしまったのだろう。
「なぁ……」
ふわりと太陽の匂いが漂った。
「悪かったよ。へへ、これ、仲直りのしるしなんだろ?」
詩紋がそういってた。
彼が、自慢げにそういうものだから、私は詩紋のいるであろう場所に走る。
詩紋への怒声が聞こえるまであと数分。
・・・・・・・・・・・・・かけない。
かれこれ半年スランプに陥っているよ…。
一人称小説にがてだぁぁぁ!!
僕は君に恋をした。
その出会いは本当に運命だった。
否、運命という名の必然だったのかもしれない。
ただ、その出会いは僕の運命を大きく左右したんだ。
「……ソウル、イーター……?」
彼女の呟きは風に乗って僕に届いた。
その声は、驚きと悲しみに満ち溢れたような声色に聞こえたんだ。
「…んで……なんでキミが持っているの?だってそれ……それはあいつが……」
テッドが持っていたはずのものなのに。
確かに僕は彼の名前を耳にした。
そして彼女は僕に詰め寄ったんだ。
「なんで!?ねぇ、テッドはっ……」
「……僕は彼にこれを託されたんだ」
託された、という言い方は適切ではないのかもしれない。
託す、というよりも、預かったんだ、彼…テッドに。
彼女は落ち着きを取り戻したのか、小さな声で「そう…」というと僕から離れた。
「君は…テッドの知り合い?」
「……古い、仲間……だったの…」
そうじゃない。
彼女の悲しみが手に取るようにわかる。
彼女は……
「恋人、の間違いじゃない?」
「っ……」
無言は肯定。
無言は、否を意味しない。
彼女は、テッドの恋人だったんだ。
「…じゃあ、最後の言葉は……きっと君宛だ」
――約束、守れなくてごめんな…?
「……誰かに託すくらいなら……私に届けてよっ」
彼女の言葉は、地に雨を降らせた。
その涙に、ソウルイーターが反応した。
疼くような痛みと、輝き。
僕は即座に理解した。
ソウルイーターの中のテッドの魂が、反応しているんだ。
「テッドが、泣くなって…言ってる」
「……無理に、決まってるっ」
僕はその美しい涙を流す彼女に、恋をした
永遠の、片思い。
彼は、風に乗って現れたんだ。
「……転移、呪文……」
「なに?」
初めて見た転移の紋章に私は驚いて、思わず相手をガン見してしまった。
彼はそれで気分を害したのか、不機嫌そうな顔をしている。
「す……」
「す?」
「すごい!!」
「は?」
「紋章使いなんだね!!」
しかも風の、と付け足すと、彼は不機嫌そうな顔から、あきれた顔へと変化する。
しかもそれだけではなく、私を馬鹿にしたような顔。
まぁ、それはぜんぜん構わないとして……
彼の瞳にはどこか惹かれるところがある。
風になびく、少し薄めの茶色の髪はふわふわと風に踊る。
彼の瞳はどこか寂しそうにも見える。
「で、」
「はい?」
「何がすごいのさ」
「えっとね、紋章が使えるって言うのは…まぁ、うん、普通なんだろうけど、私……風の紋章と相性悪くてさー……」
彼はふーんと軽く流すように返事をした。
そして私の手をとって言うんだ。
「相性、悪いわけじゃなさそうだけど?」
私の手の甲にある紋章をしばらく見ていた。
私が宿しているのは地の紋章。
自らを自らで守れるようにと付けた紋章だ。
「それ、はずしたら?」
「で、でも……」
「反発しあってるだけ。」
そういうと彼は再び風に乗って消えた。
風の中で、『風との相性、悪くないよ』そう聞こえた。
彼は風の使い。
風を操るもの。
もう会うことはないだろうと確信する。
だって風は、自由なのだから。
「……転移、呪文……」
「なに?」
初めて見た転移の紋章に私は驚いて、思わず相手をガン見してしまった。
彼はそれで気分を害したのか、不機嫌そうな顔をしている。
「す……」
「す?」
「すごい!!」
「は?」
「紋章使いなんだね!!」
しかも風の、と付け足すと、彼は不機嫌そうな顔から、あきれた顔へと変化する。
しかもそれだけではなく、私を馬鹿にしたような顔。
まぁ、それはぜんぜん構わないとして……
彼の瞳にはどこか惹かれるところがある。
風になびく、少し薄めの茶色の髪はふわふわと風に踊る。
彼の瞳はどこか寂しそうにも見える。
「で、」
「はい?」
「何がすごいのさ」
「えっとね、紋章が使えるって言うのは…まぁ、うん、普通なんだろうけど、私……風の紋章と相性悪くてさー……」
彼はふーんと軽く流すように返事をした。
そして私の手をとって言うんだ。
「相性、悪いわけじゃなさそうだけど?」
私の手の甲にある紋章をしばらく見ていた。
私が宿しているのは地の紋章。
自らを自らで守れるようにと付けた紋章だ。
「それ、はずしたら?」
「で、でも……」
「反発しあってるだけ。」
そういうと彼は再び風に乗って消えた。
風の中で、『風との相性、悪くないよ』そう聞こえた。
彼は風の使い。
風を操るもの。
もう会うことはないだろうと確信する。
だって風は、自由なのだから。
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